ゼオライトの膜化法と形状選択反応への応用

詳しい研究内容は、研究テーマのページをご覧下さい。

ゼオライトは、SiAlOからなるアルミナケイ酸塩の総称で、分子サイズの細孔を有しており、分子ふるい能を有しております。ゼオライトは、高温下で安定であり、化学的耐久性もあることから、有用な、吸着剤や触媒として用いられています。このゼオライトを膜にすることで、分子ふるい膜としての機能を有し、触媒能を持たせることで、粒子表面での反応サイトの割合が少ない高選択性触媒膜となります。

ベンゼン環程度の細孔径を有するZSM-5は、p-キシレン通すがo-,m-キシレンは容易に通らない性質を有しています。これを触媒膜とすることで、トルエン不均化反応におけるp-キシレンの選択性を大幅に向上させることができます。P-キシレンは需要が高く工業的にも意味がある反応系になります。

現在、ゼオライトの膜化法(超臨界流体の利用)やトルエン不均化等の形状選択反応を検討しております。

BACK

オートサーマル法によるメタノールからの水素製造

ゼオライトの膜化法と形状選択反応への応用

パラジウム水素センサーの開発

水素透過膜を用いた潤滑油の再生

触媒膜反応を利用したフェノール一段階合成

ケミカルハイドライドからの水素製造

CVD法によるパラジウム薄膜の作製

メタンの水蒸気改質による水素製造

超臨界二酸化炭素を用いた有機合成反応

超臨界水中での重質油の改質

超臨界水中でのフェノール類の有機合成反応

超臨界水を用いたバイオエネルギーの製造