出場レース一覧




No 日付 レース カテゴリー タイム・
順位
天候 コメント
39 2006.8.27 第46回伊達ももの里マラソン大会 10km男子39歳以下 51'43''
(246/524)
晴れ 10km自己ワーストタイムのレースになってしまう。
このレースに出るのは7年ぶり。当時は普通の大会だったが、今ではレース100選に選出されるほど評判の高いレースになった。その変貌ぶりを見届けるのも今回の楽しみのひとつだ。全走からおおよそ2ヶ月ぶりのレース。8月のレースは今までで初めて。今年は早めの始動をすることで、充実した秋シーズンを迎えつつ年明けのフルマラソンに備えようという目論見だ。
10kmレースにもかかわらず、不覚にも大量の朝食をとるというミスをしてしまった。8:30頃会場に入る。駐車場から会場までは多少遠いが、いろいろな場所に地元のスタッフが立って挨拶をしてくれ、非常に感じが良い。10:00のスタートに備える。体の重さを感じつつ、9:00頃アップを開始するが、ここ最近に無いくらい異様に調子が良い。体のキレを感じる。例により15分くらいのアップを行いレースに備えた。
10:00にレース開始。これまでの練習&シーズン始めでもあるので、そんなに速く走れないことはわかっている。最初の5kmは5分/kmペースで入ることを目標にする。スタートしてみると、そこそこいい感じで動けたので、このペースに乗っていくことにする。1km付近の橋を通過し、少し苦しいがこのまま行くことにする。このレースは距離表示が甘く、5km折り返しのコーンで正確な2.5km地点を把握する。ここでの通過タイムが11'15''。予定の12'30''よりも相当早い自己ベストに近いペースだ。あわててペースを緩めるが、さすがにじわじわ苦しくなってきた。予想外のオーバーペースにより、3km過ぎからさらに足が動かなくなり、実質レースは終わった。いままでに無いくらい抜かれていく。3.5km過ぎからだらだらとした上り坂。これも何とか踏ん張って登るが、周りに比べて明らかにペースが遅い。折り返しを25'40''で通過。予定の25分より遅い。もはや前半の貯金を全て使い果たし、苦しい戦いになっている。
その後は淡々としたペースでレースを進める。下り坂が多いので、前半よりは幾分楽に走れる。40分前後でようやく胃腸が働き、食べ物の消化が始まった感があるが、時すでに遅し。残りは体を冷やしながら何とかレースを進めるという感じだった。結局51'43''でFinish。タイムはともかく。もう少しうまく走れたはずのレース。朝食とペース配分の大切さを改めて実感したレースだった。今秋は、いつもOFFの冬も走ることを考え、着実に練習を積み重ねるようにしたい。
38 2006.7.2 第37回 東和ロードレース(福島県二本松市) ハーフマラソン男子 39歳以下
21.0975km
1'58'13''
(88/105)
曇り→薄曇り 毎年夏恒例のレース。レースの詳しい説明は昨年を参照。高低差160m, アップダウンの連続、夏レースと過酷な条件下でのレース。
最近喉の調子が悪い。厳しいトレーニングをした翌日は腫れ上がるので苦しいが、だましだまし練習して何とかコンディションを整えた。海外出張での練習不足もあわせて調子が良いとはいえない。直前に20kmゆっくり走を行った。

さて当日・・・これに加え、気がたるんでいたのか、何とシューズを忘れるという今までにないミスをしてしまった。急遽会場内の安売りショップで練習用の靴を\3,600で購入。意外に足にフィットしたので、練習用としては良い買い物だった。今日はこれで走ることにする。
靴を足に慣らせるため、普段より多めに歩いた。この時点では雨がパラパラ降っている。
15分のjogにて体制を整える。靴は普段の靴より多少重い(一般的には軽い部類に入る)。足首に多少の疲れがある。
10:10 召集所を経ずに直接スタートゾーンに入る。
雨は上がり、曇りになってきている。路面の所々が濡れている状態。

10:20にスタート。ゆっくりと坂を駆け上がっていく。まずは無理しないペースで入る。このコースは結構把握している。2.5kmまでは2回の登りがある。この後も長い下り&登り。3kmを19'00''前後で通過。無理しないとはいえ、このあたりから呼吸は苦しい。後半に向けてなるべく余分な脚を使わないように意識しながらレースを進める。 4kmを24'15''で通過。徐々にペースが上がってきた。5kmを29'15''で通過。ここで前半最後のまともな下り坂。

ここから折り返しまではほぼ登りだけになる。7kmを41'00''で通過。だんだん気温も上がってきている感じがする。スポンジ・給水等で首の後を冷やして脳の温度上昇を抑えて思考能力の低下がないようにし、脚も丹念に冷やして筋肉の温度上昇も抑えて最大限の力を発揮できるようにする。

このあたりでは周りのランナーのレベルも一緒になり、ライバルが多数出現。抜きつ抜かれつを繰り返しながら、前を目指していく。
8km過ぎから一段と登りが厳しくなる。ここで先頭とすれ違う。ようやく折り返しにたどり着く。時間は1'02'30''くらい。ここからはしばらく下りになるので楽になる。しかし、ペースは上がっているもののスピードに乗れていない感覚が続く。さすがに12kmを過ぎると疲れが見えてきた。

今回の靴はソールが厚いのでクッション性が良く、下り坂でのダメージは少なそうだ。あと5km地点を1'30'00''付近で通過。ここからはアップダウンの連続が続く。残り2km地点付近にあるエイドステーションで食べ物を食べるのを人生で唯一の楽しみにして何とか体を動かす。もはやきつさも感じなくなっているので、淡々とレースを進める。上り坂は止まっているような感じだ。あと2km地点を1'50'00''前後で通過。漠然としていた目標タイムを2時間に設定する。少し過ぎると最後の上り坂があり、のぼりきった所で待望のエイドステーションがある。メロンを2切れ口にいれ、一気に下り坂に入る。最後は何とか1'58'13''でFinishラインを超えた。

目標だった2時間は何とか切れた。ただ、スピード不足は相変わらずなので、そろそろ手を打つ必要がありそうだ。この夏は抽選次第で参加可能な来春の東京マラソンに向けしっかり練習を積み重ねていこう。

その後、サービスの梅干を大量に食べて(塩分を欲しているので)、サービスのスポーツドリンクを飲んでいる時、長い距離一緒だったサラリーマン風のライバルに声をかけられお話した。結局最後抜かれてしまったようだ。このレースは初参加で、「今までにない非常にタフでひどいコースだった(笑) また来年来たい」との感想でした・・・
37 2006.5.14 第26回鹿沼さつきマラソン 10.0km男子一般39歳以下 48'17''
117/379
晴れ・微風 地方で開催されながら全国ランニング大会Top100に入る質の高い大会。フルマラソン終了後、1ヶ月はあまり練習をしなかった。練習開始したのもつかぬ間、4/27−5/4までは風邪で喉を痛めてしまい、最低限の練習に抑えざるを得なかった。最後はある程度、1週前に10km全力走、14kmゆっくり走を行い、本番に照準を合わせた。

当日は7時半に宇都宮を出て、8時半に会場入り。9時10分からアップを開始した。いつもと同様に準備運動から軽いjog→ダッシュ2本を行った。ゴール付近でダッシュを行ったが、最後の500mは今までのレースに無いものすごい登り坂であることがわかった。

発走時刻前にスタート付近に行き、今度はスタートがものすごい下り坂であることに驚く。道幅も狭いので、どんなスタートになるか分からない。ハーフマラソンのランナーが出発して、いよいよスタートが迫って来る。10:10 時間通りにスタートした。皆危険であるのが分かっているようで、最初はゆっくり動き出す。しかし、並んでいた位置が後ろ過ぎるようで、前が壁になりまったくペースをあげられない。3分間はゆっくり走になり、かなりイライラしながらの走り。その後2分間は、人ごみを掻き分けるようにして前を狙う。約5分後に、徐々に集団がバラけてきて、ようやく自分のペースで走れるようになった。少し苦しい状態を保ちながら走る。レース前、中間点を23分代で通過したいと思っていたが、スタート後の混乱状態を考えると24分でも良しとしよう。
だいぶ暑くなってきたので、3km付近から給水開始。このレースは適度な箇所に給水ポイントがあり、かなり良い。4km通過のタイムは覚えていない。途中、東武線の特急列車を左手奥に見ながら走る。実に良い風景だ。そうこうしているうちに中間点5kmに到達。24分37秒で通過。ここまでは自己ワーストに近いタイムだが、差し引けば結構良いペースでいっていると思い、後半戦に入る。

6kmを29分17秒で通過。4'40''/kmのペースで走れているようなので、このペースを保つように心がける。30分過ぎて、ようやく呼吸が楽になって体が動くようになってくる。8kmを38分18秒で通過。6-8kmは4'30''/kmの高速ペースで通過。体がフルマラソン型になっているのか、後半にどんどん調子が上がってくる。9.5km付近から今までのどのレースより厳しい上り坂。応援を受けて気合を入れて登る。それにしてもきつい。登っても登ってもなかなか進んでいないような感覚に陥る。ようやく坂を越えると、後は直線的にFinishラインへ駆け込む。

タイムは48'17''。上り坂のある後半の方が早いタイムになった。スタミナ型になっている。タイム的には平凡なのかもしれないが、このコースなら十分だ。また、今までと違うのは体への負荷が少ないゆっくり練習主体にて10kmに望んだこと。この練習でここまでできれば非常に良く、満足できる大会だった。
またしっかり練習をして、夏前最後のハーフマラソンに望みたい。
36 2006.3.19 第9回東京・荒川市民マラソンin ITABASHI
(東京都板橋区)
42.195km男子一般30歳代
42.195km
4'29'13''
(ネットタイム 4'16'04'')
男子総合 4588/11075人
年代別
1119/2903人

5km毎スプリット
0-5km 43'38''
5-10km 28'53''
10-15km 32'26''
15-20km 27'46''
20-25km 29'22''
25-30km 30'52''
30-35km 31'04''
35-40km 32'08''
40-Finish 13'04''
晴れ
後半:強烈な向かい風
7年間のランナー人生でようやく辿り着いた初めてのフルマラソン。渡邉さんのお誘いで、2ヶ月前に出走決定・エントリーした。長距離を走るにあたり、まず最初の1ヶ月は徹底してLSDを行い、3hLSD, 4hLSDをポイント練習とした。その後、 30km走、20km全力走、長距離レース1週前恒例の20kmゆっくり走の各週のポイント練習を含み、日々の練習をこなし、この2ヶ月にて350km近く走り込んだ。

前日に東京入り、一緒に走る松下君と偶然同じ新幹線で合流し、そのまま意気投合して会場の下見&エントリーをすませた。この会場は河川敷で、主として堤防の川側下に1.5車線分くらいの道が延々続いている。平坦で走りやすいコースだ。
前日から水分を取りまくった。翌朝は5時起床で朝食。会場に向け6時に出発した。会場に着くまでに人が多くなる。これまでは地方のレースしか出たことが無いので、2万人近くの大レースの雰囲気を楽しむ。荷物等を預けた後、いつものように軽く15分程度のアップを行い、スタート直前にも用を足した。さすがに20000人のレースなので、スタートラインから500m近く後ろからのスタートになる。

スタート3分前にかろうじてラインに入るが、会場にはゆっくりラインに入ろうとする人がたくさんいる。フルマラソンなのでスタートダッシュが必要ないせいか、周りは和やかな雰囲気だ。まずは2ヶ月間の慎重な調整を無事終え、スタートラインに立てたことに感謝する。ここまで清々しく充実した気持ちでラインに立てたのは、7年前の松島ハーフマラソン以来だ。9:00にいよいよレースがスタートした。しかし集団はなかなか前に進まず、時々歩きながら進んでいく。約13分後、ようやくジョギングペースでスタートラインを越え、42km先への一歩を踏み出した。

これまでの練習を元に、6分/kmペース程度を目標にする。42kmで4'12'00''+スタートロスタイムで4'30'00''が目標タイムだ。前半はゆっくり入っていく。どうやら自己申告タイムが遅かったようで、周りのレベルは低い。何とか人をかわしながら、疲れないようにゆっくり走っていく。無理しないペースで丁度6分/kmを刻んでいっているので、理想的な展開だ。5km過ぎからは、3km毎にある給水ポイントで少しづつ給水を開始する。7km付近で周りのレベルも同じくらいになってきて、良い感じで走れている。今までの数百名のレースと違い、とにかく男女問わず周りにランナーが多い状態で走れるので、その都度目標になる人物を決めて引っ張ってもらう。昨日からの十分な給水のせいか、この辺りから珍しくトイレに行きたくなったので、そのタイミングを覗いつつレースを進める。10kmを1'12'31''、実質59分半にて通過。息も全く上がらず、疲れも無い。軽く走っているのに予想以上に速いタイムで、このあたりでは何ともいえない充実した感覚を味わう。途中、太鼓を演奏している地元の青年団の方とハイタッチを交わしながら進む。引き続き良い感覚を楽しみながらレースを進めていく。14km付近で、工事中のため道幅が狭くなり詰まってしまう。このため、全員が歩かざるを得ないことになった。このすきにコース沿いにいくつも用意されているトイレの1つで用を足し、再び合流した。10-15kmのスプリットが遅いのはこのためである。

体も楽だし、集中力も高まったし、失われた時間を取り戻すために無意識のうちにペースが速くなっているが、この流れにのって快調に走る。すると19-20km付近で徐々に足首に疲れを感じてきた。よくここまで持ったと思う。いつかは来るかと思っていたことなので、やはりこの後は少しのきつさを味わうことを実感する。当初、食べ物を食べなくても良いと思ったが、予想以上にお腹が減ったので、20km過ぎからのエイドステーションでは、1つおき(約6km毎)のステーションにて食べ物も取ることにする。さし当たってバナナ1/4切れを食べつつ走る。
2時間20分程度(実質2時間7分、6分/km)で折り返し。これ以後はレースでは未知の領域になるが、無理していないので、まだ十分余裕がある。ハーフマラソンのベストタイムが1時間38分、ワーストタイムが2時間7分で、途中タイムロスしたことも考えると、楽に走りながらのこのペースはかなり順調だと思う。残りの半分を2時間10分で乗り切れば、目標の4時間半切りできると算盤をはじき、6分/kmを強く意識して後半に臨んだ。それも容易に可能だと思っていた、この時までは・・・。

後半になり、レースの様子は一変する。向かい風が吹き始めて来た。それも、東京の3月観測史上最高風速の風が。立っているのも困難な風でさすがにこれには参った。体を前に預けるようにして、何とか走っていく。もはや楽な走りは出来ない。本レースでは距離表示が1km毎にあるので、時計を見ながら何とか6分/kmを維持するべく走る。24kmで渡邉さんとすれ違い、、激励してもらった。以後、25,26,27,28kmと距離を消化していくが、体力をじわじわけずり取られていく感覚で、どこまでペースを維持しきれるか不安だ。このあたりから歩いている人が多く、どんどん抜かしていく。給水所付近では、地面に落ちている給水用コップの大群が、向かい風によってこちら側にゴロゴロ転がってくる。
以後、3km毎のエイドステーションで給水するのが人生で唯一の楽しみに感じる。6km毎の給食は最高の喜びだ。給食はバナナのほか、糖のタブレット、ビスケットがある箇所もあり、最終的には全種類味わった。
目標タイム達成のためには、1分も無駄にできないギリギリの攻防が続く。

あまりのつらさに30km過ぎからはもはや様々な感覚が薄れ、タイムの計算をしつつ淡々と体を動かすロボットのようになった。風の強さが一定でないこともわかった。立っていられないほどの超強風の時もあれば、少しやむこともあり、このやむタイミングが長いことを祈りつつレースを進める。32km過ぎからは、練習もしたことが無い未知の領域になる。苦しいが、25-35kmは何とか5km31分前後のペースを保ちつつレースを進める。
33km手前で、食べものだけ補給し、給水し損ねるという小ミスをした。35kmではこのレース名物のシャーベットが出る。これも掻き込みながら走った。
35kmの後、コースが堤防の上になり、少しの坂を登る。しかし、たった少しの高低差にも、上り坂ではもう足が動かない。何とか早歩きで堤防の上に立つ。すると、堤防の下と違って風の勢いが半端でない。タイム計算をすると、35kmで3時間44分。1km6分として、42kmで4時間26分。この苦しい段階で余裕が3-4分しか無い。タイム的に極限状態の中、何とか踏ん張っていく。40km手前で、ようやく堤防から降りる。さすがに35-40kmでは32分費やした。残りの2.195kmを14分でいけば、目標達成できる。ここでようやく気持ち的には最後のスパートに入る。さすがに体が動かないが・・・。
4時間28分台で42kmを越えた。最後の195mが異様に長く感じる。4'29'13''でFinishラインを越え、ぎりぎりで目標の4時間半を達成した。完走と共にようやく真のマラソンランナーの仲間入りが出来た。

ゴール後、早いペースで走るハーフマラソンのような爽快感は無く、フルマラソンの場合は、ただ疲労感が強いという感じだ。ただし、達成感はじわじわ湧いてくるのが良い。今回のレースでは、何分初めてのフルマラソンなので、今までにない練習を取り入れるなど、試行錯誤の中で何かを掴んで行く作業で、とても新鮮だった。久々に熱い期間を過ごせた。今回このような機会を作り、誘ってくれた渡邉さんに大いに感謝したい。
35 2005.11.20 第19回 宇都宮マラソン(栃木県宇都宮市) 10km男子39歳以下
10.0km
49'23''
78/150位?
晴れ 10kmのタイムが自己ワーストの散々なレースだった。練習はそこそこ厳しくした。前前走同様、130km/月のペースで走り込みを行いつつ、スピード強化のため、8kmのホームコース中、最後の1〜2kmはビルドアップ走とした。追い込み時は翌日まで疲労が持ち越すこともたびたびあった。ただし、前日に仕事の関係で15-22時までお酒を飲む機会があり、これが過去のレースとは異なる。

朝食は普通に取ったが、昨日の影響が残っていて食欲が無く、普段出走2時間前に食べているゼリーを食べる気力が無かった。いつものようにjogを開始したが、普段どおり体が温まらず、違和感を感じる。10分ぐらいしてようやく温まってきた。その後は普通どおり15分のjog, ダッシュを数本入れいい感じになってきた。10:50、スタートの合図でレースが始まった。

昨年は集団の中を無理に前に行こうとして余計な体力を食ってしまったため、今回は最初流れに乗ることにする。多少ゆっくりだが、入りはこのくらいで良いと考えレースを進める。1kmしないうちに給水所があって今回も無視したが、後から考えればここで補給した方が良かった。体力を温存しつつ最初の下りを走っていく。下りきった後、登りに入る。この後の3km付近では14'20''と、4'40''/kmのまずまずのペース。この調子で後半ペースを上げていけばOKのペースだった。

この後、感覚的にはそこそこ走れているような感じでレースを進める。今回はあえて時計を余り見ず、自分のペース感覚を信じて走った。若干遅れている感覚があったが、中間点5kmでのタイムが24'48''と49分ペースだった。これはワーストペースなのでかなり焦る。ここから心持ちペースを上げた。しかし、なかなかタイムは縮まらない。
最後は50分以内で抑えるのに精一杯だった。

今年度最後のレースだったのだが、ちょっと不甲斐ない結果に終わった。そこそこ練習も積んでいたので残念だったが、時々はうまくいかないレースもあるということを再認識した。これにめげず、また少しづつ練習を重ねていこうと思う。
34 2005.10.23 第26回 三浦弥平杯梁川町ロードレース(福島県梁川町) 10マイル男子
16.0km
1'21'39''
105/178
10月は130km/月のペースで走り込みを行った。昨年と練習を換え、8kmのホームコースを中心に長距離を走り込むことにした。また9月に20km走も一回行った。
朝から雨。10時の出走に向け、9:15からjogを開始した。15分程度体を動かしたが、この間にも雨脚が強まる。9:50に召集所に集合したが、いよいよ大降りになってきた。レース番号6以来、6年ぶりの大雨の中のレース。前走も雨だったが、秋の雨はかなり冷たい。待っているだけで体が冷えてくる。冷え切った所で、スタートの合図でレースが始まった。
あまりに寒いため、こういうときは体を温めようとオーバーペースになる可能性が高い。これを意識しつつ、ペースを抑えるように心がけて最初の1kmを進める。といっても4'30''位で1kmを通過。かなり速いペースなので、若干ペースを緩めてレースを進める。1.5kmで市街地を抜ける。この後こ線橋のアップダウンを経て、折り返しまで6kmのだらだらとした登り(100m程度)になる。
大雨のレースでは、周りへの意識が減って、かなり集中力が高まる。明日提出の科研費書類の構成を考えたりしながら気を紛らわす。ペースがつかめないので、自然に逆らわないペースを探す。そのため、時々目を瞑ったりしながら、徐々に精神を日常から無の状態に近づけていった。3.5km過ぎから、しばらく苦しい感覚が全く無い状態に入った。今回のレースではこの精神統一法を覚えたのが大きい。
4km付近で気づいて時計を見ると、5'15''-20''/kmのペースで来ている。今回はこれを維持することを目標にレースを進めることにした。
今回は10mほど前に女性ランナーを追いつつ、また6km付近で灰色シャツのランナーと並ぶ。灰色シャツは登りに弱く、勾配の強い所ではこちらが有利となる。7km過ぎからは勾配が強く、あっさり前に出つつレースをすすめる。8kmの折り返しは42'30''。ちょうど5'20''/kmのペースなので、予定通りにレースを進めている。昨年と同様のタイムだが、今年の方が余裕がある。
折り返しから一転して下りになる。灰色シャツとの差がかなりあることを確認する。この後、いろいろなランナーと抜きつ抜かれつの展開。そうしたところ、10km付近で灰色シャツに追い抜かれてしまう。その後は灰色のペースが上がらず、何とか差が大きくならないようについていく。
12.5km付近で、かなり前を走っていた女性ランナーも含め5-6人の集団になる。40代くらいの方が引っ張ってくれるので、楽な感じでそれについていく。
すると、13km付近で周りが遅れ始め、労せずして先頭になる。どうやら後半でスタミナの差が出たようだ。今回、長距離の練習を積んできた効果が現れた。40代くらいの方としばらく併走する。後が付いてくる勢いは感じられない。今回の給水は、一口飲み、残りはうがいするパターンを多用した。
残り1.5km付近で、昨年同様ガラスでフォームチェックを行う。上体が前傾になっているので、それを修正して効率良い走りを心がける。また併走状態から抜け出し、一人旅になる。
このあたりでは、別に行われている10kmレースのトップランナーと一緒になるが、ペースが全然違い、ついていけない。
結局、去年とほとんど同じタイムでFinishした。昨年よりも終始余裕を持ったレースが出来たのが大きな発見だった。健康を考えると、今後は限界まで追い込むレースは最小限に抑え、こういうレースを多くしたほうが良いだろう。
33 2005.7.3 第36回 東和ロードレース(福島県東和町) ハーフマラソン男子 39歳以下
21.0975km
1'49'11''
カテゴリー91/115
全体258/425
雨→曇り このレースのテーマは「リベンジ」。昨年は、レースを甘く見すぎていたこともあり、自己ワーストの不甲斐ないレースに終わったので、一年後は何とかしたいと思っていた。今年はその反省を踏まえ、1ヶ月前から練習内容を濃くした。まず、日常の練習コースを4km→8kmと全盛期並みにした。また、練習予定日は、夜0:00頃になってしまっても黙々と走り込んだ。長距離走は、14km→20kmとして前走以降2回行った。さらに体重を2.5kg絞りこんだ。
例年と異なり、天気は小雨で、走りやすそうだ。雰囲気的には、10kmベストタイムを出したカナダ・トロントのレースに似ている。なお、今レースでは練習で感触の良かった「5本指ソックス」を初めて実戦投入した。10:20のスタートに向け、9:00から他のレースを見て、歩いて体をほぐしつつモチベーションを上げる。9:20から15分軽いjog。その後は加速動作を繰り返し体を作っていく。10:00に選手召集所へ移動。この頃から雨足が強くなる。そのままスタートに移動する。今年は、周りの人もかなりリラックスしている感じだ。10:19 スタート1分前のコールがかかる。スタート地点から先を見ると、急斜面でのぼりの列が斜めに立っているのがわかる。10:20 ピストルの合図でスタート。ストップウォッチを動かし、ゆっくりと21kmへの1歩を踏み出した。

福島県内で最大規模のレースながら、このコースは難コースで有名。まず最初の3kmで、坂越え2回にて高低差100m以上を駆け上る。最初団子集団だったのが、徐々にレベル別にばらけてくる。とにかく最初は無理せず、ペースをつかむことを考えて冷静に走る。レース全体を通じて、5'30''/km(1'55'30'')が目標ペースだ。最初の3kmは16'00''で通過。呼吸は苦しくなってきているが、坂を考えると非常に良いペースだ。この後も5kmまではアップダウンが続く。今回は往路でも上り坂で積極的に腕を使う。上半身はゴルフ練習である程度鍛えてあるのでそれを生かそうということだ。3.5km過ぎからのアップダウンでは、このペースで最後まで走れるかどうか不安になるが、何とかペースを落とさず乗り切る。25分過ぎていくらか呼吸も楽になってきた。この辺りから雨がやんで曇りになる。5km通過タイムは27'02''。理想の予定より30秒早く、波に乗れている。ここからはアップダウンがなく、折り返しの10.5kmまでひたすらダラダラとした登りに入る。
今回のキーパーソンとして、オレンジ色のウェアを着た者が2名いた。オレンジ1号は、淡々と走っているものの安定してペースが速い。オレンジ2号は、当初前の方を走っていたが、少々遅れ気味の走りだ。以後12kmくらいまではこの2名を指標としてレースを進めていった。
ここからの5kmが精神的にきつい所だ。6km32'30''。7km 38'10''と5分半/kmのペースを維持しつつも少しずつ遅れてくる。また、オレンジ1号との差はじわじわ広がって徐々に視界から遠くなっていく。さすがにきつく、自分の中で、「本当にこのペースで大丈夫なのか?」「いや、ここまで来たらもうこのまま行くしかない。」という禅問答を何度も繰り返す。登りながらも何とか5'30''/kmのペースを死守してレースを進める。8.5km付近にて、オレンジ2号の前にでるが、ここからまた急な上リになる。後のことは考えず、ここでも腕を使って体を前に運ぶ。ようやく折り返し、57'30''なので、30秒の貯金を使ってしまったが、登りを考えると最高の目標ペースにてようやく道半ばまで来た。
ここからは下りだ。改めて走ってみると、とんでもなく下っているのがわかる。それだけ前半はきついはずだ。ただ、うまくスピードに乗り切れず、次々と抜かれていく。12km付近にてオレンジ2号にも抜かされてしまう。下りの走り方をまた身に付ける必要がある。10.5km〜16kmまでは淡々とレースをすすめる。14kmの通過タイムが1'14'00''位。3週前の14.2kmレースのゴールタイムが1'20'16''であることを考えると相当早い。しかもまだ残りが7kmある。それから今回は給水も2回に1回程度で十分なので楽だ。さすがに体温が上がってきているので、時折スポンジで体を冷やしつつ走る。16km手前で、ついに上り坂が出現した。ここから先はきついアップダウンが待っている。
残り5kmを切ってからの上り坂は、さすがに筋力が限界に近づき、歩いているに等しい速度しか出ない。前のランナーもテクテク走りだが、こちらも同じでそのランナーを抜けない。下りではまた復活して走れるようになるが、登りは苦しんでもスピードが全くでない。このあたりでは集団は無いが、2人のランナーを抜かした。苦しい登りとちょっと楽な下りという数度のアップダウンを繰り返し、ようやく残り2kmの最高到達点まで来る。この時点で1'40'00''ようやく完走の目処が立ち、気力が湧いてきた。ここからはゴールまで一気に駆け下りるだけなので、ペースを上げていく。この先ゴールまではこれまでの練習のことなど思い出しつつ、全力で走った。最後苦しくなったが何とかFinishラインを越えた。
タイムは1'49'11''。最後の2kmは20km近く走った後にもかかわらず、4'35''/kmの超高速ペースだった。全体では5'12''/kmと予想の5'30''/kmよりもはるかに早いペースだった。今回は競る相手がおらず、自分でレースをコントロールしながら、このタイムというのは良い。昨年より18分近くタイムを短縮できたので、十分目標達成したと思う。初心に帰り、日頃の地道な練習が大切であることを改めて学んだ。秋のシーズンがますます楽しみになってきた。
32 2005.6.12 第8回さくら湖マラソン大会
(福島県三春町)
14.2km一般男子
14.2km
1'20'16''
100/143
晴れ
気温27℃湿度54%
宇都宮マラソンから半年ぶりにロードに復帰。今春〜夏はこの他にハーフマラソン1本を走る予定。GW明けから本格的な練習に入った。
昨年度から、腕の振りを前後→関節の動きどおりに変えた。また、今回はアップを15分程度と短くした。練習状態と今の実力から考え、5'30''/kmペースに目標を設定する。本レースでは初めて帽子も被った。
10:20にスタート。最初はかなり抑えて入る。それでも最初の1kmが5'15''とまずまずの入り。以後このペースを保つように心がける。3-4kmの所に長い上り坂。この辺りから苦しくなってくる。ストライドが小さくなるのはかまわないとして、とにかくリズムが悪くならないように注意する。22分で最高に苦しくなり、いわゆる「22分の壁」を味わう。22分に苦しくなるのは、調子の良い証拠でほっとする。
これ以降は体力消耗が激しく、ペースが上がってこない。37'30''位で中間点。途中ペースをあげようとも思ったが、後半の失速が怖く、抑えながらの走り。55'00''で10km地点。11kmくらいから少しだけペースをあげる。最後の500mは力が抜けて良い感じでスピードに乗れた。結局1'20''16''と、昨年より4分も遅くなってしまった。練習量のほかに、昨年よりも気温が5℃高く、日差しも強かったことがこたえた。
あまりにも体力消耗が激しかったため、ペースが上げられなかったので、疲労は思ったよりない。3週後のハーフマラソンに向けて、長距離走を含めて着実に準備をしておこう。
31 2004.11.21 第25回 宇都宮マラソン(栃木県宇都宮市) 10kmの部男子
10.0km
47'30'位'
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晴れ
今秋の目標レースというべきか。近くの工業団地内で行われる周回コース。前走以降、平日深夜の4km走に加え、量は少ないながらも、週末には14kmLSD、6kmレースペースの追い込み走を織り込んだ練習を行い、今年のレースの中では最も準備をして臨んだ大会だった。遅くなってしまったが前日0時頃に車でコースを視察。2.5km付近に下りがあり、3km手前に最大の上り坂があるのを確認した。その後は緩やかに下り、最後の2kmくらいが緩やかな登りになっている。
8:00に大学に集合し、8:30に会場入りする。いつものように準備体操をして、最終的に15分程度のアップを行った。初めて最初から他のメンバーと一緒に参加し、応援もつくという大会となった。スタート前は皆で写真を撮るなどリラックスしたムードだった。
10:50 スタート。最初は流れが遅く感じる。スタートの位置を後ろに取りすぎたようだ。しばらくはイライラしながら、時々人の流れを縫う様にして進む。2.5km付近の下り坂、3.0km付近にある上り坂という最大の起伏(平坦コースだが)は難なく通過。このあたりから喉が渇いてくるが、給水所が一向に見当たらない。4km,5kmを過ぎても給水所が無く、イライラが最高潮に達した。すると、6km付近にようやく給水所があり、息を吹き返す。この時ほど給水のありがたみを感じたことは無い。その後予想通りのタイムで7km, 8kmと通過していった。最後の2kmは緩やかな登り。しかしタイムが伸びず47分半程度でのゴールとなった。
今回は、精神的にも肉体的にも、自分なりにそこそこの準備をして臨んだ大会だったが、結果は芳しくなかった。次は来期になるが、しばらくは休養に入る予定。
30 2004.10.24 第25回記念 三浦弥平杯梁川町ロードレース(福島県梁川町) 10マイルの部男子
16km
1'22'00''
87/136
晴れ
秋初戦。前走のハーフマラソンがかなりの激闘で、調子を取り戻すのに2ヶ月費やした。秋口から本格的な練習を開始し、レース1週間前には、10kmのハイペース走を含む14km走の厳しい練習を課した。本レースは初参加。梁川町役場には友人が勤務しており、その誘いを頂いての出走となった。16kmコースは、2kmすぎまでは平坦で、その後の6kmで100mを上っていくコースを折り返す設定となっており、タイム的には厳しいと予想される。
10:00のスタートに向けて通常通りアップ。2kmくらい走ったが、少し体が重い感じがした。その後は召集所に集合し、スタート地点に行く。ここでヘルメットをかぶった友人が声をかけてくれ、周りのランナーに注目される。聞くと、短い距離のレースにて、原付で先導をしているとのこと。良い感じで気分転換ができた。今回はそれなりの準備をしてきたので、良い感覚でスタートラインに立てた。10:00、スタート。ピストルの音と同時にストップウォッチを動かし、ロードへ足を踏み出していく。
コース状況から、折り返しまでの前半は5'10''-5'20''/kmのペースを維持する作戦を立てた。最初は、周りのペースに惑わされないように、体力消耗せずリラックスしてレースを進めていく。最初は町役場から大通りを走る。すると最初の1kmをあっさり4'33''で通過。一気に40秒近くの貯金が出来、精神的に良い感じになる。アップでの感触と逆で、レースでの好調さをうかがわせる入りとなったが、10kmのベストタイムに近いペースなので、後を考え少しペースを緩める。2km過ぎでいきなり坂が出現し、今後の厳しいコースを彷彿させる。2.5km通過は12'25''くらい、坂のため最初の貯金が徐々に失われていく。3kmで最初の給水。結構十分な補給を行う。この後の給水ポイントでは、水を取って飲み&頚動脈を冷やした。3.5km付近で激しい呼吸のため肋骨、肺が苦しくなる。いつもは先に脚に疲れがくるのとは逆だった。時間の経過につれて、感覚が麻痺してこの苦しさは消えていった。
この付近から集団を形成した走り。黒いランニングウェアの人と高身長で呼吸が激しい人との3名+1-2人での集団となっていった。5km通過は26分くらいで、いつの間にか5分/km以上の遅いペースになっている。時々少し気分が楽になった時に、集団を抜け出して前に出ようとするが、黒ウェアがライバル意識を持って露骨に体を寄せてくる。それを振り切る余力がないため、また後ろに下がる。これを数度繰り返す。しばらくは集団に引っ張ってもらうことにする。5km-8kmはかなり長く感じる。見晴らしの良い所に出ると、道がうねうね曲がりながら登っているのがわかる。時折黒ウェアが逃げようとするが、呼吸が激しい人と一緒に何とか付いていきペースを保つ。39分過ぎから、何度もカーブを曲がる度に折り返し地点が見れるのを期待するが、なかなか現れてくれない。ここで集団が3人に絞られる。折り返しが現れないことに関しては、だんだん気にならなくなってきた。ようやく折り返しの8kmを42'30''で通過。ここまでは5'20''/kmのペース。きつい上り坂を考えれば上々のタイムだ。
折り返し後、下りを主体とした後半に入る。下り坂でペースを上げ踏ん張ると、左足のすねが痛む傾向にあるので、下りの所は体をリラックスする走りを心がける。意識的に少しペースを上げるが、他の人も同様で差がつかない。9-11km付近は、意識が飛んでいてあまりよく覚えていない。他の2人が早く、10km付近で5m, 11km付近で15mと、気付くとじわじわ差を広げられ、集団から遅れかける。いつものレースでは、ラストスパート用に少しの体力を温存しておくが、ここが勝負所とみて、今回のレースではその体力を途中で使うことにする。大事なスタミナを少しずつ削り取って使う感覚で2人を視界に捕らえた状態を維持し続ける。後ろから見ていると、黒ウェアが道路幅一杯まで動きつつ相手を露骨にマークしているのがわかる。市民レースでは非常に珍しい光景で面白い。
12km付近の急な下りで状況が一変する。一番脱落しそうだった呼吸の苦しい人が黒ウェアのマークを振りほどきみるみるうちに差が開く。それとともに黒ウェアとこちらの差が急激に縮まる。黒ウェアは余裕そうに見えたが、内実にはかなり無理を重ねていたようだ。この機を逃さず、黒ウェアをかわして、一気に前に出る。10km近く追いかけ機会を覗い続けて、ようやくリードを奪った。呼吸の苦しい人は、もはや視界から消えていっている。ここから集団がなくなり、自分との戦いで、精神的なウェートが高くなってくる。再び抜き返されないようにという強い気持ちを持って、ペースを落とさないように心がけてレースを進める。
そうこうしているうちに、坂が終わり、ようやく平坦なラスト2kmに入る。この時点ではゴールタイム1時間20分を目標にモチベーションを上げていたが、残り1kmでタイムを確認すると1時間17分くらいで、それは厳しいことがわかった。戦術上、途中で体力を使ったのでここからはゴールする事実を目標にした精神力での走り。途中、沿道の店のガラスでフォームを確認するが、疲れた感じでとても速そうには見えない。最後の1kmは5分近くかかってしまったが、1時間22分でゴール。後半は1km5分を切る走りができた。
全体では結局5'08''/kmのペース。今回は、集団に恵まれ、近走になく良い感じでの走りが出来た。特に坂があるコースで善戦できたのが良かった。次走の10km(宇都宮マラソン)は平坦コースなので、スピード能力をもう一段上に強化して望むことにしたい。
29 2004.7.4 第35回記念 東和ロードレース(福島県東和町) ハーフマラソン男子
21.0975km
2'07'39''
267/完走354
参加者425
晴れ
28℃, 湿度71% (11時)
今シーズン前半最後のレース。
昨年のこのレース以来・久々のハーフマラソン復帰。前走から、長距離は14km走を2本行ったのみなのが不安材料で、1.5kg減量していることが好材料。
福島県で最大の市民レースなので、スタート前の盛り上がりもなかなかのもの。10:20のスタート。スタートしてすぐ地獄坂があるので、今年も前半はゆっくり入る。最初は6'45''/kmと、過去どのレースよりもゆっくりとしたペース。昨年は3.5kmですねが痛くなったので、それに注意しつつ走る。2.5kmで最初の上り坂が終わり、ここからペースをあげる。ところが、調子が悪いのかなかなかペースが上がらない。(先週水曜の練習では、宇都宮に来てから最も調子が悪く、5kmを走りきれなかった。この原因は不明。)何とか6'00''/km前後を維持していく。アップダウンを何度か繰り返し、5kmを30分前後で通過。この通過タイムも過去どのレースよりもワースト。
この後、コース変更により昨年とコースが全く違う場所を走る。ここに至ってもペースが上がらず苦しむ。練習ペースであり、楽に走れるはずの6'00''/km前後を維持するので精一杯。折り返しの関門制限75分もちらついてくる。脱水症状を防ぐため、途中給水を盛んに取る。それと、脳も冷やす。このまま完走できるかどうか不安になる。
折り返しは1'04'00''前後。昨年より10分も遅い。しかし、ここから下り坂で楽になる。地形の妙で気づかなかったが、5kmから折り返しまではずっと登りだった。11km付近で人が倒れていて、救急処置を受けている。かなり過酷なレースだ。12km付近で救急車とすれ違う。本来下りはペースが上がるはずだが、前半で体力を消耗しすぎてもはや余力が残っていない。14kmすぎで呼吸が楽になり、良い感じになる。しかし、予想通りとはいえ、今度は脚の筋肉が限界に近づき、スピードを出せない。
16kmから、またアップダウンのコースに入る。長く続く下りに体が慣れてしまっているので、これ以後の上り坂はかなりこたえる。これ以後は完走のみを目標とした我慢のレース。周りのランナーももはや余力なく歩いている。こちらは何とか歩かないようにしながらも(一度歩き出すと2度と走る気にはならないだろう)、ペース的にはかなりゆっくりだ。これまでの過去28レースでは食べ物の補給を一切したことが無かったが、あまりの辛さに、途中エイドステーションでメロンも補給した。
結局2'07''50''前後でゴール。昨年より25分近く遅いタイムだった。精神的・肉体的に過酷なレースだった。来年は今年から変更になったこの難コースにぜひリベンジしたい。
28 2004.
6.14
第7回さくら湖マラソン大会
(福島県三春町)
14.2km一般男子
14.2km
1'16'09''
81/108
曇り
気温22℃湿度49%
初参加のレース。ダム湖の周りを周回するコースで、橋をいくつも渡るのが特徴。左に湖を見れるので、景色が変わるのが良い。
あまり練習していないので、スタートは予定通りかなりゆっくり入る。最初の1km 5'03''。感覚的には5'30''だったので、予想外の調子の良さだった。これに気をよくして、このペースでしばらく進むことにする。3kmでも15'15'。それなりのペースを維持できている。3.5km付近、となりのランナーが「ここから名物の坂だな。」とつぶやくのが聞こえる。なるほど坂があったが何とか上って下る。実はこの「名物の坂」は、ここのみでは終わらず、この後ゴールまで10kmはアップダウンの連続する厳しいコースだった。練習量が少ないのでさすがに厳しい。集団からもズルズルと遅れていく。
中間点7.1kmは36'30''。8km付近から脚が止まってきた。上り坂は上半身の力で持っていく。10km地点はダムの真上。53'00''位で、かなり遅いペース。ここから精神力のウエイトが高くなってくる。前に人が結構いるが、追いつけそうで追いつけない。残り2kmからロングスパートで少しずつ前に。残り500mからは前のランナーを抜くのを目標に全力を出し、ゴール100mで何とか追い抜いた。
この距離では自己ワーストのペースだったが、こんなものだろう。思ったよりアップダウンの激しいコースで、これより厳しいコースの3週後のハーフマラソンに向けて良い練習になった。
272004.
3.13
第3回産総研駅伝大会
(茨城県つくば市)
一般(1周3.3km) 第2走者として15'23''、第6走者として15'07'' 晴れ かなりの練習不足の中のレース。コースは3.3km周回、6人1チームで争う。今年は、開催時期が秋から年度末にずれ込んだせいで参加チームが少ない。メンバーの関係で2周走ることになったので、1周目はかるく、2周目は全力で走った。しかし、1周目をわずかに上回る程度のタイムで、持久力不足を実感した。蛇足だが、今回初めて産総研の本部に行った。研究内容はともかく、考えている以上に規模が大きい研究機関で、ここ数ヶ月で一番の衝撃だった。
262003.
10.12
2003 松島ハーフマラソン
(宮城県松島町)
29歳以下男子 10.0km 47'56''
78/169
晴れ このハーフマラソンが今年の目標レースとなるはずであったが、8月に患った左足中足骨の疲労骨折のため、10kmにエントリー変更して出走した。7-8月は過去最高負荷の練習だったのが災いした。1ヶ月前にようやく走れるまで回復し、少しづつの練習。今年は駅伝大会も無いのと本職を重視するのでこれが〆のレースになる。市民レース初出場の飯田がいたので、話し相手が出来て良かった。どう考えてもベストの状態ではないのでモチベーションの維持が難しい。ただどのくらい走れる状態かどうかをチェックするレースと割り切った。
252003.
7.6
第34回 東和ロードレース
(福島県東和町)
ハーフマラソン男子 21.0975km 1'44'51''
208/358
曇り時々晴れ 春-夏シーズンの目標レース。ハーフマラソンは、トップタイムが1時間9分台と他の大会に比べて非常に遅く、起伏の激しいのが特徴の難コース。

始めの1kmは、地獄坂があることもあり、6'00''(スタートロス20秒含む)と、超スローペースでの入り。この後少しペースを上げる。2.5kmは14'30''程度。
5kmまでは山越え4回。3.5kmすぎで左すねが痛む。度重なる下りで確実にダメージが来ている。何事も完全にうまくは行かないことを実感する。まだ残り17km以上あるので、この後、重点的にこの箇所を冷やしながら我慢のレース。5kmは26'30''で、ここまで5'18''/kmのペース。
ここから平地。6-8kmは、4'45''/kmのペースで刻む。最近平地の練習が多いので、かなり走りやすく感じる。平地ではこのタイムが今の実力だろう。9km過ぎから折り返しまでの1kmは青葉山をほうふつさせる上り坂。折り返しは54'30''で5'12''/kmのペース。
折り返し後の下りでペースにのる。残り6km付近から女性ランナーに付いていきながらの走り。途中の上り坂で右膝のパワー不足を感じる。最後の2kmはスパート。残り1kmからの下り坂で、女性ランナーをようやく交わしてからはほぼ全力疾走。血液が回らないのか足先と手全体が痺れて感覚が無く、脳だけで体を動かしている領域に入った。かなり精神力が鍛えられた。

結局1'44'50''で約5'00''/kmのペース。特に後半は4'45''/kmと前半よりも速いペースで走りきれたのが大きい。昨年ほど暑くなかったこともあり、昨年同レースよりタイムを3分短縮した。夏の走り込みでスピード・スタミナをさらに充実させよう。
242003.
6.1
EKIDENカーニバル2003みちのく大会
(宮城県川崎町)
学校・職場の部ロング 4.5km/21.0km 19'40''
個人41/69, チーム101/123
産総研アウトドアアクティビティ部での出走。きつかったが予想以上の収穫。4'20''/kmで走れて、かなり良いスピード練習になった。最初の2kmは、4'30''/kmのペースを維持して走る。後半だんだん苦しくなったが、根性でこのペースを維持しきった。やはりたすきの力は偉大だ。次はいよいよ今年度前半期最大のレース・ハーフマラソンだ。
232003.
5.18
第30回記念 川俣ロードレース
(福島県川俣町)
一般男子39歳以下10.0km 48'11''
99/約150?
晴れ 2003シーズン初戦。自己ワースト2のタイムになってしまった。今年からコース変更により難易度が上がったこともあるが、ペース配分等、レースの組み立ては申し分なかったので、かなり実力が落ちてしまっている。予定ペースは23'15''/5kmで折り返す46分半だったが、実際は最初の5km24'11''。29分を超えた所で苦しみから解放された。最後500mは3名による激しい争いを何とか制した。
練習では距離を積んだが、楽しむことを考えて緩めの練習ばかりだった。タイムを出すためには、長距離(15km以上)での練習,、1km4分10-20秒くらいの速いペースでの練習を良い感じで混ぜ合わせる必要があることを痛感した。さしあたり、2週後の5kmレースに向けてスピード力の養成、その後7月のハーフマラソンに向けてスタミナの養成という方針でやっていこう。
222002.
11.23
第34回 化学系駅伝大会
(東北大・青葉山)
1.8km 6'53''
4位/約100チーム
晴れ 本当に最後の駅伝大会。本番ではとにかく一生懸命に走った。研究室の総力を挙げて3年ぶりの入賞。みんなと練習もたくさんできて楽しかった。
212002.
10.14
2002 松島ハーフマラソン
(宮城県松島町)
ハーフ男子
21.0975km
1'43'31''
(134/204、出走約300)
晴れ 今年の目標レース。しかし最悪の結果に終わった。最初の1.5kmは軽く6'33'だった。課題だった序盤に、完全に流れに乗れ勝利を確信した。しかしこれも長くは続かなかった。2.5kmで11'10''。まだまだいける。5.0kmで22'30''。しかし調子が上がってこない。そのうち左足大腿部、すねの所が痛み出してきた。我慢して10km46'50''(予定45'00'')。折り返し48'50''(予定47'15'')。このあたりから苦しいレース。もはや展開等を考える余裕は消えた。15km付近で痛みに耐え切れなくなった。最後はゴールすることだけを考えて耐えた。結局1'43'31''と、3年前の同レースよりもかなり遅く、目標の1'35'00''には遠く及ばない惨敗レースになってしまった。また一から出直そう。
202002.
9.29
第4回 福島空港玉川健康マラソ
(福島県玉川町)
10km男子39歳以下 10.0km 45'36''
(36/約100)
晴れ 松島ハーフに向けて最後の調整レース。最初下り、折り返し前で登るコース。10kmでありながら、20km目標ペース4'30''/km(45'00'')にはまたも届かず。不安を残した最終調整となった。
最初3'55''/kmの入り。体かなり硬い。2km通過11'00''。3-5km付近で苦しくなった。5kmでは23'00''。以後20kmのペースでゆっくり走ったところ、前半よりも早くなった。前半快調でもぺースを抑えて行く必要があることがますますはっきりした。
192002.
9.15
第16回 宮城蔵王高原マラソン
(宮城県白石市)
20km男子39歳以下 20.0km 1'32'05''
(26/40, 全カテ50/100)
曇り 秋初戦。高低差150mの山岳コース。20kmの自己ベスト更新も、目標ペース4'30''/km(1'30'00'')には届かず。まずまずのレースだった。
最初3'55''/kmのハイペースの入りでペースをくずす。8km付近から流れをつかむ。10kmでは45'30''。18.5km以降の最後の坂で突然体が動かなくなった。上半身がかなり筋肉痛。入りのペース・最後までのスタミナ・上半身の強化という課題がはっきりしたレースだった。
182002.
7.7
第33回 東和ロードレース
(福島県東和町)
ハーフマラソン男子 21.0975km 1'48'17''
(147/完走320:全体425)
晴れ 2年9ヶ月ぶりのハーフマラソン復帰。今年一番の猛暑で気温は30度を越えた。暑さ・高低差160mの難コース・久々の長距離レースでの距離感覚の不足の3重苦に悩まされ、途中かなり苦しかった。しかし、完走率75%のハードなレースを何とか攻略して、経験値が大きく増した。今年の目標レース・秋のハーフマラソンに向けて一歩前進した。
172002.
5.19
第29回 川俣ロードレース
(福島県川俣町)
一般男子39歳以下10.0km 46'22'' 晴れ 練習不足の中臨んだ大会。タイムもそれほど伸びず、途中全く目標が無い状態での走りになってしまった。次走までには相当の練習が必要だ。
162002.
4.29
第9回 郡山シティーマラソン
(福島県郡山市)
10マイル一般男子 16.0km 1'17'16''
(169/344)
晴れ 2年半ぶりの10km以上のレース。初の16kmレース。予定タイムはクリアしたが、ペース配分に戸惑い、不完全燃焼な部分もあった。この時期の16km出走は多少強引だったが、秋に予定していたハーフマラソン出走を夏前へ前倒しする早めの調整のめどがたったと思う。
152001.
10.21
Compugen 10K Road Run - Canada Running Series Grand National Final -
(Nathan Philip Square, Toronto, Canada).
10.0km 44'29''
(Real Time 44'22'')
(Men:197/616, Age 25-29:30/71)
小雨→曇り カナダ・トロントでの初の海外レース。調整など難しかったが、トロント中心部を走れて良い経験になった。しかも結果の方でも、10km自己ベストを1分以上更新できた。遠い異国の地でようやく10km45分以内の大目標を達成した。
142001.
7.1
第32回 東和ロードレース
(福島県東和町)
一般1部 10.0km 48'34''(131/395) 晴れ・気温29℃。湿度78% (11時現在) 気温は30℃近くまで上がり、坂越え6回のコースを走るというタフなレース。前半抑えて2.5km過ぎから徐々にペースを上げ、後半トップスピードに乗るという作戦どおりの展開に持ち込めた。
132001.
5.29
第28回 川俣ロードレース
(福島県川俣町)
一般男子39歳以下10.0km 45'41''
(51/58 全体102/約300))
曇り 10km自己ベストを1分近く更新。気温・天気に恵まれたこともあり、10kmレース6回目で、ようやく46分の壁を突破した。
122001.
4.29
第8回 郡山シティーマラソン
(福島県郡山市)
一般男子39歳以下10.0km 46'51''
(157/396)
晴れ 1年半ぶりの公式レース復帰戦。全く息を抜くところのない、苦しい47分間を久々に味わう。タイム的には手応えを掴んだが、いろいろと課題の多いレースだった。
112000.
11.18
第33回 化学系駅伝大会
(東北大・青葉山)
1.8km 7'21''
13位/約100チーム
晴れ 学生最後の駅伝大会なので、卒業に向けた研究の中で何とか最低限の練習時間を確保したつもりだったが、やはり練習量が足りなかった。それが如実に表れた結果になってしまった・・・。
102000.
5.20
北雄杯駅伝
(東北大・川内)
5.1km 24'24''
全チーム(51/約80?)
曇り 2000年最初のレース。半年ぶりの実戦復帰。スタミナの衰えを感じた。
91999.
11.13
第32回 化学系駅伝大会
(東北大・青葉山)
1.8km 6'51''
4位/約100チーム
晴れ ランニングに明け暮れた今年1年を締めくくる大会。Aのアンカーを走り、チームの4位入賞に貢献できた。「勝負」を意識したレースは初めてで新鮮だった。それにしても疲れた・・・。
81999.
10.17
第35回 深夜マラソン
(東北大・青葉山&川内)
約13km 約1'03'00''
(31/約300-400)
曇り・小雨 厳しいレース間隔にも関わらず、昨年の178位から大きく躍進する好結果を得た。この勢いを駅伝大会まで持って行きたい。
71999.
10.10
'99 松島ハーフマラソン
(宮城県松島町)
ハーフ男子
21.0975km
1'37'59''
(164/完走259、出走298)
晴れ
気温18℃
今年の目標レース。初のハーフマラソン。前半から飛ばしていく積極的なレース。最初の10kmが、10km自己ベストよりも30秒速かった。後半遅れたが、目標タイム1'45''00''より7分も速い予想以上のタイムだった。
61999.
9.15
第13回みやぎ蔵王高原マラソン
(宮城県白石市)
一般男子
20km
1'36'55''
(50/136)

気温18℃
湿度99%
初の20km長距離レース。しかも雨の中のレースとなった。高低差約150mの難コースにも関わらず、前半の早めの流れのまま押しきることができた。過去6レース中では最も感触が良かった。
51999.
9.5
第39回ほばらももの里ロードレース
(福島県伊達郡保原町)
一般男子35歳以下
10km
46'30''
(まだ不明)
晴れ 2ヶ月ぶりのレース復帰。前半のペースが異様に早かった。10km自己ベストを30秒短縮したが、不完全燃焼で課題の多いレースとなった。
41999.
7.4
第30回記念東和ロードレース
(福島県安達郡東和町)
一般1部
10km
52'09''
(228/完走411、出走508)
晴れ 暑い中、高低差140m、往路だけで坂越え6回とハードなコース。完走率がわずか8割とは驚いた。2.5km過ぎから苦しいままだった。
31999.
5.23
第26回川俣ロードレース
(福島県伊達郡川俣町)
一般男子(39歳以下)
10km
46'58''
(179/全カテゴリー322)
快晴
最高気温30.8℃
猛暑の中、過酷なレース。10km自己ベストを2分近く更新。
21999.
5.15
北雄杯駅伝
(東北大・川内)
-
5.1km
24'29''
全チーム(37/72)
曇り とにかく苦しかった。現役学友会のパワーに圧倒される。
11999.
4.29
第6回郡山シティーマラソン
(福島県郡山市)
一般男子(39歳以下)
10km
48'39''
(239/481)
晴れ
風が少し
記念すべき初公式レース。

レース詳細(No.1-5)

レース詳細(No.6-10)


レース詳細(No.12-15)