SE/30改造記
ちと大げさなタイトルですが、SE/30にMicroMac Dismo(with FPU)、Micron macrocolor 30
+grayscale adoptor、AsanteのEthernet cardの3つの030PDS拡張カードを内蔵させてみました。
Original: SE/30:RAM20MB、HD230MB(Quadra840AVに内蔵のQuantam LPS230Sを流用)漢字talk7.5.5
当然ですが、内容に関しては無保証です。またSE/30内部には身体に危害を及ぼす高電圧がかかっている箇所があります。これを見て試された方がSE/30を損傷させたり、感電などで負傷した場合でも当方は一切責任をおいません。

図1:モニタ
よーく見ると、Dismoが効いていてgrayscaleでEthernetが
認識されているのが、わかるかも(^^;)
- 必要なもの:
- Euro-DIN 96 pin(VMS?)のコネクタ(オス/メス各2こずつ計4こ)、秋葉原ラジオデパート2Fで
購入(お店の名前忘れました(^^;;))¥700/1個ぐらい、Euro-DIM 120pin延長コネクタを作るのに使用
- 穴あきプリント基板、Euro-DIM 120pin延長コネクタを作るのに使用
- ケーブル、Euro-DIM 120pin延長コネクタを作るのに使用、10本程度束ねてあるものが便利
- 穴あきの曲げ板、DIYショップにて購入
- 厚さ5〜10mm程度のゴム板、DIYショップにて購入
- マジックテープ(裏面に接着テープがついているもの)、DIYショップにて購入
- 方法:
- まず030PDS延長コネクタを作ります。Euro-DIN 96 pinをナイフなどで適当に切り、そやつを穴あきプリント基板に差し込み半田づけし(120*2=240箇所!あります)、120pinのコネクターにします。その後ケーブルを半田づけして延長コネクタを作ります。
- 次にハードディスク取り付け金具にハードディスクを固定するネジを利用して、ここに曲げ板を取り付けます。これを「足」にして延長コネクタのメス側をハードディスクの真上にくるように固定します。

図2:拡張コネクタメス側周辺を上からみたところ
こやつにAsanteを取り付け、Asanteのスルー側にMicronを取り付けます。Micronがブラウン管から出ている高電圧ケーブル(赤いケーブル)に当たってしまう恐れがあったので、Micronの当たりそうな箇所にゴム板を両面テープで張り付けておきました(これで良いのか?という気も...)

図3:上からみたところ
- 次にDismoをLogicboardの030 PDSに取り付け、Dismoのスルー側に延長コネクタのオス側を取り付けます。

図4:横からみたところ
- 最後にMicronの外部モニター接続端子とAsanteの10base5/T接続端子を取り付ける、はずなのですが、2つ同時に取り付けることは出来ません。色々考えたのですがめんどくさいのでMicron側に少し切り込みを入れ、ここからAsanteのケーブルを外へ出し、Asanteの10base5/T接続端子を適当なプラスチックケースに収め、こやつをマジックテープでSE/30の背面に固定することにしました。少し(かなり?)みっともないです(T_T)。

図5:うしろからみたところ

図6:カバーをしてうしろからみたところ
プラスチックケースがみっともないです....とほほ
【注】写真では基板の一部が露出していますが、これだとちと不安なのでその後これより一回り大きいプラスチックケースに変更しました(型番:SW-125,(株)タカオ電機工業製 W70xH40XD125)。
- 利点/欠点:
匡体には穴は一切開けておりません。やばくなったらいつでも元に戻せるというのが最大の利点です。一方無理して押し込めている関係で内部温度が上がっているのが最大の欠点です。真夏にPowerBook5300csのパームレスト部分をさわってびっくりした人はわかると思いますが、匡体をさわってみるとあんな感じです(ま、あっちは何もいじらないでああなんだから、こっちも大丈夫では、という気もしますが(楽観的すぎるかも)。
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