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研究概要
研究内容
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場所
水素を利用した二酸化炭素の削減触媒
地球温暖化対策について

当研究室では、触媒を用いて二酸化炭素と水素を反応(水素化)させて有機化合物などを合成する研究をしています。

@ H2とCO2の吸

ACO2の解離によるCOの生成(250℃以上)

B COの水素化によるCH4の生成(330℃以上)

Niを使った触媒CO2の水素化を行うと次のようなことが起こります。

一酸化炭素は、カルボニル基の導入や錯体化学の配位子として重要な物質です。

CO2 + 4H2 → CH4 + 2H2O
Ni を使った触媒によるCO2の水素化の様子

メタンは、都市ガスなどに利用されており資源としてとても有用です。

リストマーク
ライン
ニッケル含有触媒を用いて、二酸化炭素から一酸化炭素やメタンを合成する。

まず、H2とCO2がNi表面に、H2離して原子状水素して吸着する。
次に、吸着した
CO2COに解離する。

250〜330ではCOが脱離するだけだが、330以上では、CO水素化されてCH4して脱離する。

CO2 + H2 → CO + H2O